Steamの話~Slay the Spire~
上記のブログの方が紹介していた、Steamで販売されているデッキ構築型カードゲームが、予想通りに面白かったので、紹介。
〇ゲームの内容
デッキ構築型カードゲームと聞いて、イメージできるだろうか。
・10枚のカードからなる「デッキ」があり、カードには、「ダメージを与える:コスト1」「ダメージを防御する:コスト2」などがあり、制限されたコストの中から、使いたいカードを使う
・終わったら、使ったカードと手札を全て捨て札にして、デッキからまたカードを引く
・デッキが無くなったら「破棄されているカードを全て山札にして、再度デッキとする」。これが、デッキ構築型ゲームの特徴
こんな感じだ。
ドミニオンは、デッキを構築して「対人」で「点数」を競って「トップを目指す」ゲームなのだが、
Slay the Spireは、デッキを構築して「対NPC」で「ライフポイントのやり取り」をして「ボスを倒す」ゲームなのだ。
〇ゲームの進行
基本は
・キャラの選択
↓
・スタートボーナスの選択(ランダムで選択される、カード獲得や、アイテム獲得や、ステータスアップなどの中から一つ選んで、恩恵を受ける)
↓
-----↓以下を、ボス部屋まで繰り返す-----
部屋を選択(敵と戦闘、体力回復、アイテムゲット、買い物等がある)
↓
部屋のイベントを解決(敵を倒せばお金やカードが増える、買い物すればカード増える)
↓
次の部屋へ行く
-----↑ここまでを、ボス部屋まで繰り返す
↓
ボスを倒す
↓
マップ1クリア
を、マップ3まで繰り返す。
〇面白いと思う点
ローグライクというだけあり、
・部屋の構成や、取得できるアイテムやカードは、毎回異なる
・つまり、その都度自分で思う最善の選択を積み上げていく必要がある
というゲーム性なので、同じようなプレイは殆ど起きない為、何度でも繰り返しやりたくなる中毒性がある。
気軽に出来る、カードゲーム版風来のシレンと言ったところか。
最終ボスまで行って、大体1プレイ1時間くらいなので、気軽にプレイ出来るのもいい。
〇改善点
まだアーリーアクセス版というだけあり、バランス調整が必要な部分があると思う。
・同じようなプレイは殆ど起きないとは言った物の、ある程度戦略は固定化される
・自分でリスクコントロールできる部分が限られる、運の要素が若干強いかもしれない
・英語である(と言っても、中学レベルの筆者で理解できるので、一部わかりづらい効果以外は何とでもなるレベル)
〇総評
改善点に書いたような内容は有る物の、序盤から強いカードを引いたり、コンボパーツが揃ったり、そのコンボが決まったりすると、かなり脳汁が溢れるゲームなので、この手のゲームが好きな人は、買って遊んで見てもいいのではないだろうか。